出生図とは?

出生図は、生まれた時刻と場所から見た天体と黄道十二宮の配置を円形に表したホロスコープです。天体を「何が働くか」、サインを「どのように」、ハウスを「どの領域で」、アスペクトを「互いにどう関係するか」と組み合わせます。

出生図を作る四要素

天体
太陽、月、水星など、心理的・行動的な機能を担います。
サイン
牡羊座から魚座までの十二の表現様式です。
ハウス
自己、資産、関係、仕事など十二の経験領域です。
アスペクト
天体間の角度。合、衝、スクエア、トラインなどがあります。

太陽・月・アセンダント

太陽は自己をまとめる中心、月は反応と安心のパターン、アセンダントは東の地平線と外界への入り口です。いわゆるビッグスリーは便利な起点ですが、他の天体、支配星、ハウス、アスペクトを省略した完成形ではありません。

出生時刻が重要な理由

アセンダントとハウスカスプは時間とともに速く移動します。時刻が不確かな場合、上昇サインや天体のハウスが変わり得ます。出生地、当時の標準時、サマータイムまで合っているかを確認します。

サインとハウスは同じではありません

牡羊座と第一ハウスは似た説明に使われることがありますが、同一ではありません。サインは表現方法、ハウスは現れる場所です。実際のカスプのサインとその支配星を追うことで、領域同士の連結が見えます。

アスペクトは天体同士の会話

コンジャンクションは機能を集中させ、オポジションは両極を作り、スクエアは行動を促す摩擦、トラインは滑らかな流れを表します。正確な角度から許容する幅がオーブです。角度の名前だけで吉凶を決めません。

仮の例

第十ハウス蟹座の火星と、第七ハウス牡羊座の土星がスクエアだとします。公的な仕事で守ろうとする行動力と、対人関係での責任・制限が調整を求める配置です。これだけで失職や別離を予告するのではなく、支配星と他のアスペクトを見て具体的な使い方を探ります。

読む順序

  1. 出生データとアセンダントを確認する。
  2. 太陽、月、アセンダントと各支配星を読む。
  3. 各天体を天体+サイン+ハウスで文章化する。
  4. タイトなアスペクトと繰り返すパターンを探す。
  5. ハウス支配星で領域間のつながりを見る。
  6. 最後にトランジットや進行図を重ねる。

トロピカルかサイデリアルか、ハウス方式、支配星、オーブには方式差があります。使用設定を示すと解釈の前提が明確になります。